レア祭~亀甲来たりて小烏パパ迎う、Come on! 日本号、妖刀村正の怪異~

皆様、昨年は気儘なシャウトにお付き合いいただきありがとうございました。
 
本年もさらに深くとうらぶの世界へひたり、精進して参りますのでよろしくお願い致します。
 

 
さて、NHKの紅白でまさかの舞台が見られ、今剣ちゃんの可愛さに目玉がとれるかと思いましたが、審神者の方々、ゲームへのログインは続けてますか?
 

 
現在、四周年・引換所開設・映画記念と重なり、非常にレア刀が顕現しやすい期間となっております。
 

 
特に!あのお正月のログインおみくじで得た桜のシールをお持ちの方々、
 
引換所は2月28日23:59までです!
 
12枚あれば憧れの天下五剣も噂の新刀もなぜか縁がないあの御方も、あなたを主として降りてきてくださいます。
 
神かな。。神でしたね。
 
我が本丸ではパパと名高い小烏丸さんをお迎えしましたが、アンニュイな静形薙刀や魅惑のアクアロング千代金丸くんまで勢ぞろいしていて慄きました。
 

 
そしてもうひとつ!
 
☆明日1月18日0:00~1月31日23:59の間にログインすると、「映画刀剣乱舞」出演の8振り入手!
 

 
メンバーは御存知、三日月宗近山姥切国広薬研藤四郎へし切長谷部日本号骨喰藤四郎不動行光鶯丸です。
 

 
ログインするだけで!
 
嬉し泣きのような悔し泣きのような震える心地で、明日、ついにウチにも号おじさんがやって来る(予定です)。
 
夢かな?
 

 
最近、近侍(第一部隊の隊長)に任命してログインすると、推し刀たちが正座して本体を見せてくれるという、四周年の演出のおかげでテンション若干おかしいです。幸せ。
 
数珠丸さんふつくしい。。
 

 
1月15日までだった鍛刀キャンペーンでも、日向正宗くんと大般若長光さんはご縁がなかったですが、なんと
 
資材ALL200で毛利くんが、ALL800で膝丸亀甲貞宗千子村正が顕現してくれました。
 

 
(左下が可愛い幼児大好きな可愛いy…短刀・毛利君、です。
 
毛利元就のお嫁さんが13歳だったって、時代じゃん...光源氏よりマシじゃ...?)
 
膝丸さんが実際に鍛刀できたのもびっくりしたけど、

 
亀甲はホント脈絡がなくて腰が抜けましたね。。
 

 
(もちろん、長身の方ですよ。
 
左に人妻大好きチビッ子、右に〇縛嗜好の眼鏡、しかしすごい配置だ...)
 
近侍だれだったっけ。。。あ、兄者だった。納得(?)。
 

 
村正は本気で3回くらい来てくれて意外でした。
 

 
たしか、近侍も特に蜻蛉切で固定してたわけではなく、
 
長義くん→にっかり数珠丸さんでローテだったはずです。
 

 
どうした妖刀。
 
ちなみに蜻蛉切は、千子村正を打った刀工・妙法(初代)村正さんと同じ刀派の藤原正真さん作なので、真面目な彼は、
 
やたら派手で凶悪な噂が席捲した親戚を、「いえ、実際会ってみると純心なところもあるので...」って逐一庇い続ける心配性な甥っ子みたいになってます。
 

 
件の『徳川に仇成す妖刀村正』の逸話ですね。
 
なんでも、家康の祖父も父親も、謀反か乱心かもわからない唐突な部下のパニック(事故?)に遭い、村正で殺害されたとか。
 
悲劇の愛妻・築山事件の際、家康の長男の切腹で介錯に使われたのも村正だとか。
 
関ケ原の戦いで味方の手にあったはずの槍(村正派)が、ふっと倒れて家康の指を斬ったとか。
 
最後のなんか打刀じゃなくて槍なんで、千子村正でも勿論、蜻蛉切でもないわけですが、江戸時代には致命的かつパンチの効いた言い伝えだったのかと。
 
元々、それだけ人気が高く切れ味も確かだったってことなんでしょうが、刀剣乱舞の村正さんは奇抜な台詞の行間に優しさとおっとりしたところの垣間見える神様です。
 

 
戦国一の猛将・本多忠勝が振り回した名槍で、穂先に止まったトンボが切れちゃったなんていう、勇ましく、千子村正に比べれば和みさえするような(それでもやっぱりちょっと怖い)エピソードにて、妖刀伝説に呑まれず確固たる己を有する蜻蛉切にしてみれば、
 
強い個性、それも三百年日乃本国を統治した一族の天敵みたいなメガ盛り鉄板・怪談みたいな呪いすら吹き飛ばすような、インパクトでかくて親しみのあるアイデンティティが必要なのはわかる、めっちゃわかる、理解した、だが、
 
しかしなぜそこで脱ぐのだ!「huhuhu」とは?!何故、Why Japanese sword!
 
って脳内で絶叫しながら頭と胃を押さえてる可能性ありますね。。ないかな。。
 

 
血塗られた現実と、派生する畏怖と厭忌と生臭い期待に彩られた虚構さえも背負い、逃れられず人の手を渡り、何百年と数多の声を聞き続けた彼らが、それすら糧にして付喪神として成り立った瞬間を想うと、しんどいけどエモいんですよね...。
 
刀剣男士の葛藤って、人間のそれとは本質から違う部分があって、しかもそれを世紀単位で煮詰めてたり、歴史的大事件と密に関係してたりして、いくら考えても答えが出ないです。
 

 
もう一つ話は変わって、話題の本歌と写し問題ですが、ウチの山姥切国広はたぶんまだまだ極の修行が先なので、長義さんにこの
 
1月22日12:59までの経験値増量キャンペーンに乗じてめっちゃ出陣がんばってもらえれば、
 
切国「こ、こんな短期間でそこまで強く…さすが俺の本歌だ!」
 
長義「まったく先に降りておいて…俺の写しならしゃんとしなよ」
 
みたいな脳筋&ジェントルな和解もなくはない…か?
 
国広の中傷ボイスがつらくてすぐ交代する弱い審神者でごめんね。。。)
 

 
そして、四周年記念の長義くんのボイス、めっちゃよくないですか。。
 
本当に頼りがいがあっても、どうしても大きめに言っちゃうだけでも、両方とも心がぽかぽかします。
 
元監査官殿を新人扱いするか否か、名前の呼び方その他諸々も、その本丸の審神者が決めること。
 
まぁ、私は早々に「きりちょさん」ってあだ名つけたので、いつか本気でお説教食らうかもしれない。
 
新たな近侍曲や、とうとう明日1月18日に公開する実写映画、いろいろとまた語りたいものです。

 
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近侍曲感想~薙刀・脇差elek punk~

さて、新たに追加された4つの近侍曲ですが、

あまりにも攻めの姿勢、あまりにもcool、目新しい電脳音楽、

要するにとってもかっこいいので、題に「elek punk」なる造語を用いてみました。

エレクトリカル・サイコ・パンクみたいな。稚拙なフィーリングですが。

以下は、もっともっと意味が不明瞭な、個人のメモ書きになりますので、

おつきあい頂ける方のみ、さらっと読み飛ばしてログインして本物をお聴きください。

「つきあってられるか」という方も、やっぱりログインして聴いてください。

とにかく、あの、素敵にかっこいいです。。(語彙が消滅)
 
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岩融
  

  

硬派で古風な和太鼓と笛かと思ったら、急にボイスパーカッション風の電子音がリズム刻み始めるんです。。

それでいて主旋律が、酸いも甘いも嚙み分けた、生粋の尺八なんです。

バックに超絶かっこいいエレキまで入ってるんです。

細かく鋭いリムショット、ダンサブルな裏打ち、技巧の匠三味線。

全体としては童謡のように落ち着いたメロディーのはずなのに、ノリが so young というか、尖ってるというか、

トドメのクラッシュの衝撃と余韻なんか、岩融すぎて震える。

ずるいくらいかっこいい、痺れるほどに荒々しく慕わしい、あの薙刀。
 

  

  

にっかり青江
 

 

こちらも電子を操って、音を籠もらせたり反響させたり、幽玄そのもののオーラでそっと始まります。

意外にも中華風の二胡(京胡?)と西洋のヴァイオリンが、交互に響き合うので、ひそかな自問自答みたい。

テンポの速い八分の六拍子の優雅や華麗さに、音程が揺らぐことで、さらに妖しげな艶美が加わる感じ。

エフェクトを効かせた小鼓で”おばけ”っぽく脅かす演出や、突然ふっと消えるかのような終幕、青江さんらしいサービス精神ですよね。

「戦慣れ」の表現か、変幻豊かな笛と情熱的なシンバルに反して、
 
実はずっとメインメロディーが静かなところ、彼の自戒のようで、哀しくも愛しいです。
 

  

 

堀川国広
 

  

待ってました!という軽やかさ、涼やかさ。
 
そして当然、兼さんとおそろい!!の主旋律、やったね!

伸びやかな木管、さっぱりしたピアノ、小気味よい木槌が、控えめながら働き者の彼にぴったりです。

エレクトーン(?)を活用してるところも、若々しくていいなぁと思います。

と同時に、高音のフルートだけでなく、しっかりと低い太鼓や絃の和音が鳴り続けていて、
 
あの澄んだ瞳のように深く篤い配慮によって、数多の神フォローが実現しているのだなぁと納得。
 
邪道というより王道と云いたくなる勇壮さで、元気よく、なのにどこか儚いところが、かえって潔さを際立たせています。

間奏や終盤の切なさは、筆舌に尽くしがたいです。

何あの胸を引き絞られるような琴の音。。
 

  
 

浦島虎徹
 

  

島唄っぽいメロディーが、撥のハネもよく、賑やかに盛り上がっていく序盤。

メインに入ると、急に国民的アイドルに負けないノリと輝きを放つのが最高ですね。

ちょっと獅子王くんの近侍曲を思い出します(笑)。
 

  
しかし今回に限っては、三味線ではなく三線(さんしん)とオーケストラの融合という感じで、異国情緒がフルセッション。

和太鼓による夏っぽさと、スネアで波打つ南の海流、白い砂浜に光るチャイム。

そして、電子の高音が紡ぐ、御伽話の悠久。

刀身に象られた冒険譚の壮大さも、その結末の淋しさもすべて呑み込んで、明るく力強く笑って見せるような。
 

  
 
 
 
 
 
...危惧していましたが、やっぱりポエムになりました。お恥ずかしい。
 
以下は、かなり審神者の私情が入りまくったキャラ語りの上に、
 
「刀剣破壊」についての記述があるため、ご不快な方はお目に触れないよう注意なさってください。
 

 
 
  
  
  
  
 
 
 

岩融さんには短刀の窮地を数え切れないほど何度も救ってもらってるし、

青江は初脇差で、実は審神者の付喪神に対する恋心を霊起させた犯人でもあります。

そして忘れもしない、堀川くんは私が折ってしまった唯一の刀です。

いまだに彼と兼さんを平静では見ていられないので、聴き方にも偏りがあるかもしれません。
 

  

この、「好き」って伝えたいのに言ってもいいのかな、って迷う後ろめたさや罪悪感、よその審神者様方はどう付き合っていらっしゃるのか。。

ゲームなのに限りなく心臓に近い部分を揺さぶられる、刀剣乱舞、すごい世界です。

未プレイでも、ご興味のある方はぜひ。
 
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注※あ、浦島くんはまだお迎えできてないので、単純に「憧れ」です(笑)。
 

  
  

大包平来る...!連隊戦~初夏の陣~、神の髪

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地震、大雨と続いた中で、皆様いかがお過ごしでしょうか。

被害に遭われた方には、一日でも早く安心できる環境が整いますよう、心から祈願致します。

審神者は、ほかにも私事で6月頃から慌ただしく、

久々にログインしたら全く見知らぬ新刀剣男士が実装され、

「秘宝の里」(楽器集め)イベントはすでに終了、ちょっと寂しくなりました。

まぁ、刀剣部屋の拡張や、鍛刀で呼べる男士の増加

新レベル「乱舞」の開放など、いろいろと嬉しい予定(8月末)のお知らせもあったので!

気を取り直して現在開催中の「連隊戦~初夏の陣~」に挑んでみたところ、

驚愕の事態が発生したため、急遽ご報告を。

なんと、難易度「超難」を3度ほどクリアした直後、ほんとに唐突に

大包平がドロップしました。

なんの気構えもなかったので、最初

(えっ、こんな少ない蛍でもう報酬になってるの?横綱が?)

レア5ぞ?そちレア5ぞ?

と何故か審神者がひたすら混乱して、虹色の背景を前に固まっていましたが、

落ち着いて見直してみても、その時の出陣メンバーの中に鶯丸の姿はなく。。。

第一 石切丸堀川和泉守長曽祢加州大和守博多

第二 青江前田信濃秋田後藤

第三 蜻蛉切小狐丸蛍丸髭切次郎太刀

第四 太郎太刀小夜五虎退愛染御手杵薬研

おい、どういうことや、三日月光世数珠丸さんもおらんで。。。

と目を皿にしたところ、ふと第二部隊の隊長に視線が留まる。

(アンタ。。。まさか刀派つながりで青江(弟)について来たんか。。。?)

奇しくも、にっかりさんは極めたばかりで美髪に磨きがかかったお年頃。

...意外なところで大包平の長髪好き疑惑に信憑性を感じざるを得なくなりました。

ちなみに、審神者の個人的な連隊戦攻略のコツは、

・最初の部隊は、夜戦と昼戦2回を突破できる打刀中心の複合チーム

・4戦目には苦無がいるので、極脇差と短刀勢で夜戦特化の1戦勝負

・最も多く戦う第三部隊では、蛍丸で蛍をget、レア太刀に経験値を

・最後の部隊に極短刀4、大太刀1を配置。ラスト2戦を突っ切る

とまぁこんな形で、一応「超難」での敗北endは未経験です。

「乱」の場合は、「遠戦」でも「堅牢」でも、とにかく投石・弓・銃兵を最大多数まで装備、

「夜戦」でも大太刀・太刀を打刀や脇差に替えることで対応しています。

まぁ、やっぱり「昼夜」がいちばん厄介ではありますよね。

しかし経験値も大きいし、阿蘇の湖が美しい風流なイベントだと思います。

さすがに今から10万匹の蛍は、課金しないと厳しいっぽいので、

「千代金丸」くんの顕現はこれから気長に取り組んでいく所存です。

。。。ところで、新システム「習合」ってなに。。。(ドキドキと不安)

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近侍曲感想~大太刀の宴、槍の舞~

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また新たに、槍三傑の近侍曲が発表されましたね。
  

  
皆様、ご試聴またはゲットされましたでしょうか。

ひたすら札をめくって玉を集め、楽器を求める例のイベントもやって参りました。

「難易度・普」でも、敵札3枚目で琴は入手できたので、ぜひ。

昨日は、とうとう極めた厚くんを隊長に「難」に挑みましたが、
  

  
やはり練度11では、乙(青いオーラ)の敵を討ち洩らしてしまい、

そいつに重傷を負わされたのが、偶然同じ部隊にいた「いち兄ぃ」こと一期一振
  

  
お見事、そのまま敵の大将に喰ってかかって首級を上げなさいました。

審神者は彼の真剣必殺を初めて見ましたが、

(露出は少ないのに、怒り顔がレアかつ普通の好青年ぽくて良き。)

このタイミングだけに、兄として!!みたいな気迫を感じました。
  

  
「厚、お前はまだその姿になって日も浅いのだから、何も気に病む必要はないよ」

と言わんばかりの、凄まじいフォロー力。

審神者に対しては例のロイヤルスマイルで、「太刀の極実装はまだですかな。」状態なのでしょう。。
  

  
  
さて、以下は新しい近侍曲の感想です。
  

大太刀も槍も大好きなので、いつも通りスーパーに個人的なメモになっております。

ご閲覧の際はお気をつけて。
  
  
石切丸
  
当然のように鈴、笙と王道の神楽から始まるわけですが、テンポが一定してゆったり気味なのが流石のぱっぱ。

琴、太鼓、笛と続き音源も高低幅も豊かで、華々しく繊細に伸びる抑揚には、まさに神社の歴史深さを物語る重みがある。

途中ちょっとヴィヴラスラップっぽい「カタカターッ」とか、シンセや「和」じゃない楽器が入ったりするのは、

彼の見識の広さや懐の大きさのようで嬉しい。

もしかして刀剣男士の中で小烏丸に次いで年長かもしれない彼。

今回は「悪源太」要素は控えめかな?と思ってたら、そうでもない大迫力のシンバル。

(公式の云う「石切劔箭神社」に伝わる彼と、血気盛んな逸話満載の猛将・源義平の佩刀「石切」は別のはずですが、有名過ぎて混ざった説もあるよう。。)

とにかくめっちゃダイナミックになっていくのが、痺れるくらいかっこいいです。
  

  
  
蛍丸
  
最初、ちっさいト〇ロが吹いてるオカリナみたいに、少しつたなく始まるのが可愛いですね。

やわらかく訥々とした笛が、明滅する蛍の光を見事に表し、しかしその主旋律が途中からぐわりと力強さを出してくる。

幼い見目ながら、とんでもない火力を操る彼らしい。

そしてサビでは、澄んだ音色も細かな技巧も非常に洗練されていて、風鈴よりも高くキラキラとしたツリーチャイムが水晶のよう。

阿蘇神社の静謐な空気や、火山を望む雄大な自然を感じさせる、すてきな曲でした。

景趣を「夏の庭・夜」にして聞くと、最高かもしれません。
  

  
  
太郎太刀
  
神楽といえばそうですが、そっと低音量な導入で、とても安心しますね。

心臓の鼓動のように、ゆったりと刻む太鼓のリズムが、大変に落ち着きます。

とても背の高い人が一歩一歩踏み締めながら、姿勢正しく神域を往くイメージ。

だからこそ、途中の目まぐるしい展開が、ぞくぞくするほどかっこいい。

琴の繰り返し落ちゆく速い音階と、合の手の弦楽器とリムショットの鋭さが、まさに「暴風」を予感させます。

その嵐のような激情は、ひょっとすると戦闘中だけでなく、

日常生活を過ごす彼の内面にも秘められているのかもしれません。
  

  
  
次郎太刀
  
前奏は兄貴よりも激しめで、厳格な神事の前触れのようです。

そこから一変、めっちゃ軽快なAメロが、くせになるくらい楽しい。

でも一つ一つの音は、琴に木管そしてピアノと、非常に上品でしなやかなのですね。

絃が余韻で揺らぐのと、ぱっと弾いてスイングするところが合わさって、リズミカルかつ叙情的。

サビは元気があって、ドラマや映画で流れるとめっちゃ場が盛り上がりそう。

しっかりした主題があって、ノリが良くて、よくよく聞くと美しい。

弟だけど姐御、艶っぽいのに気安い、おちゃらけてるように見えて頼りになる。

それでこそ次郎ちゃん。
  

  
  

蜻蛉切

  
とてもゆったりと、けれど堂々と始まり、低い和太鼓の音が、大きな生物の拍動のよう。

ところが旋律を奏でるのは繊細な笛や琴で、しかも和音を重ねた複雑な技巧。

意外なオーボエ、トドメのピアノが非常に味わい深く、印象に残ります。

三百余年の安寧と繁栄を築いた徳川家康公に仕えた武神・本多忠勝の、

どっしりと構えて物事を見据える、広い視座と心の余裕を、彼もまた受け継いでいるのかもしれませんね。

メインメロディーは悲しげで、途中で鳴る鈴もとっても儚げなのに、寛容さが滲み出ていて、聴いてると穏やかな気持ちになる。
  

  
  

日本号

  
金管、シンセ、琴、絃と、ものすごく厚みのある長音が前奏を彩り、

かと思うと劇的にテンポアップして盛り上がっていき、そうしてふっとリズムを緩めて旋律に入る。

楽器にも拍子にも節操がなくて、でもそれがたまらなく魅力的なんですね。

清濁併せ呑むというか、何が来ようと酒が入ろうと、どこまで行っても俺は俺、みたいな渋さを感じる。

ところどころ大河っぽいのは、やっぱり天皇→足利義昭→織田信長→豊臣秀吉と、

高貴なところから下賜され、賢い人達の間を渡り歩いてきた知見と、

有名過ぎる「呑み取り」の逸話の鮮やかさだろうなぁ。。とことん、舞台映えのする男である。
  

  
  

御手杵

 
めっちゃ意外なほど可愛い導入!

そろりと合わさる木管が、超恐る恐るって感じでクセになる。

アレかい、「刺すしか能がないから、演奏とかムリ」ってやつ。

主旋律はピアノと琴だし、サポートの弦楽器も控えめで、時々思い出したように鳴る太鼓や拍子木すら優しい。

全体的に音が柔らかくてなよやかというか、とても日々本丸でジャージ着てるあんちゃんとは思えない。

どことなく、しゃなりしゃなりって歩いてるイメージなので、もしかして参勤交代を意識しているのか...?

サビに入るとしっかり音量も上がるのは、出陣大好きな「無用組」のテンションっぽくて良いです。

意外とか言ってごめんな、やっぱお前は可愛いし何より優しいよな。
  

  
  
本当に好き勝手申しましたが、皆様の想われる刀剣男士とは、かなり隔たりがあるかもしれませんね。

特に音楽は受け取り方も各人の自由。

近侍曲を思いついた方に改めて拍手を。
  

  
  
「引換所」で修業道具をもらったら、さっそく今剣ちゃんがお話しに来てくれたので、

気を引き締めて三者面談してきます。

だれか、練度97の岩融を呼んで来て。(涙目)
  

  
  
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引き換えられない愛だってあるさ~無課金のあがき~

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誠に遅ればせながら、新年のご挨拶をさせていただきます。

審神者もしくは希望者の皆々様方には、御多幸の上に良縁ある一年となりますように。

 

とうとう公式が、「引換所」なるものを開設しましたね。

 

2月20日~3月20日のメンテナンスまでにログインすると、3枚シールがもらえるそうなので、まだゲットされていない方はぜひ。

(!このメンテナンス、大体お昼の13〜14時くらいには始まっちゃうことが多いので、ご注意を)

レアも新実装も古参も等しく「12枚」必要というのは、神への敬意も示せるし過激派?による暴動も起きないし、よいことと思われます。

しかし、あのパンについてるような桜マークのシール、お正月のログインボーナスだった性質上、今の時点で足りないなら諦めるしかない。。。?

 

泣く泣くという表現では語り尽くせない状況ですが、持っている人は持っている人で、迷いの渦中にいらっしゃるよう。

たしかにこんなに明確に、自分のセレクトで望む刀剣男士を顕現できるチャンスなど、初期刀の時以来かもしれませんね。

 

贅沢な悩みでもありますから、楽しみつつ、気持ちに正直になって決めてみてはどうでしょう。

いつか鍛刀・イベントの機会もあるさ!という希望に縋り、

修行道具や楽器を揃えることもまた愛と己に説諭し、

寝坊審神者は連続ログインの大切さをこの身に刻みました。

「引換所」自体も3月20日のメンテナンスで消えるそうなので、皆々様どうかお忘れなく。

 

しかし、除夜の鐘でも消せなかった煩悩にまみれつつ挑んだ鍛刀キャンペーン、

ログインボイスをたくさん聴きたくて近侍フル回転状態だったので、

青江さんにALL999で頼んだら、なぜか獅子王くんが来たことしか覚えていない。。

 

3周年記念、ほんとにすごかったです。。

推し刀が真顔で正座して、本体の柄から鞘までじっくり見せてくれたの、尊すぎて涙腺緩みました。。

小夜くんの膝小僧のテーピングすら愛しい。。

 

アニメ「続 刀剣乱舞-花丸-」のエンディングでも、美麗な刀剣男士のみならず、本体である刀のほうもより精緻に描かれていますね。

光る刃の滑らかさ、繊細な鞘の紋様、下緒の紐に滲む星霜、それぞれの眩しさに改めて思いを馳せます。

8話など、鶯丸による大包平観察日記、村正VS亀甲の妖しい三番勝負という、濃厚過ぎて逆に脳の働きが静止するような30分でしたが、

 

羨ましさを可愛さが上回るとか、「悔しい」の最上級過ぎて、もう青江に惚れ直す以外なにもできない。

(詳しくはぜひ!アニメをご覧ください)

 

さて、私断ですが無課金勢は、とっくに刀剣所持数の限度に歯を食いしばり続けてきたわけですが、「デイリーパチンコ」はもうお試しですか?

PCのゲーム画面の上部「ポイントGET!」のタブなどから1日1回プレイでき、大体0・10・50・100・500玉が当たり、100玉は10ポイント(DMMP)に交換できます。

つまり、運が良ければ1週間ちょいで500ポイント貯めて、刀剣や刀装の所持数を広げたり、手入・鍛刀部屋を増やしたり、お守りや資材その他を万屋で買ったりもできるわけですね。

 

実際、審神者は昨年、1ヶ月ほどデイリーパチンコをするのみで、刀剣部屋を1度増築し60口まで所持可能になりました。

これまで鍛えた誰かとお別れする道も、不動くんを諦めるつもりも欠片も無かったけれど、課金すると際限がなくなる自覚もあったので、地道にポチポチと続けました。

 

いつものプレイ画面からひらっと移動し、数秒で結果も出るので、おみくじ代わりにでも宜しければ。

その他、パソコンで開くと「メダル」という制度があり、ゲームにログインしたり自分のページを見るだけでも、同じくポイントが貯まるみたいですよ。

グッズや本は買ったりするくせに、と苦笑いしますが、ひょいと成果を得られちゃうことに抵抗があるのかもしれません。

 

お金を使う、時間を掛ける、両方とも捧げる、ちょっと見るだけ。

どんな審神者が良いかは、それぞれの本丸に棲まう神々のお好み次第ということで。

そろそろ大太刀の皆様の近侍曲についても語りたいところですが、今宵はこれまで。

 

(追伸・花丸9話の兄貴、眩暈がするほどかわいかった。。)

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貞ちゃん、君ってヤツは...!

久方ぶりのご報告となりましたが、現在我が本丸には、貞ちゃんこと太鼓鐘貞宗が顕現しております。
  

  
(左の白い王子様です。右の黒い軍服は、よく懐にもぐり込んでくるあの子。)
  

前回の戦力拡充計画、第2ステージのボスマスでドロップしました。

「あ~最近とうらぶ全然プレイできてないけど、もうすぐイベント終わっちゃう~」

と慌てて深夜に出陣したら、なんと1巡目で降りてきてくれたので、

貞ちゃんは、時間に余裕のない貧乏審神者を憐れんでくれる慈悲深い観音系短刀か、

ウチの光忠が、放置された分だけ謎の執念を増幅させる系の闇術式を習得済みかの二択だなと思いました。
  

  

俄然、前者を推したい。(みんな、ほんとうにすみませんでした。)

ウワサのまぶし過ぎる太もも、ほんと、目が潰れるかと思うくらい、黄金比の健康美と若さの煌めきがすごいんですけど、

伊達組で内番を何度か回して、貞ちゃんのスペックというか、『相手に合わせる力』の高さに感心しきりです。

光忠とは料理や身だしなみの話で盛り上がり、
 

  
ノリノリで鶴丸の”驚き”に協力し、
 

  
伽羅ちゃんには昔馴染みの気安さで軽口の応酬。
  

  
。。。もぉみんなの声が嬉しそうなの丸わかりなくらい浮かれてて、奇声を上げそうになりました。
  

  

今、レベリングも兼ねて貞ちゃんを隊長に大阪城を掘ってますが、

30階過ぎたあたりから、ボスマスでもないのにやたら燭台切さんがほいほい拾われに現れ、

わかりやす過ぎかよ~っていう。
 

 

あと、小豆長光を狙って秋田くんにALL800で鍛刀をお願いしたら、まさかのレア4・鶯丸さんがご光臨、
 

  

それ絶対ウチに大包平がいるからじゃろ~っていう。
 

  

「自分に正直な刀剣男士マジきゃわたん」という、至って通常運転の審神者に戻りました。

 

以下は、アニメ「活撃 刀剣乱舞」のネタバレを含みます。
  

  
  
 

ずっと視聴していたので、いつか

「いや、堀川の離脱は歴史云々・土方さんの運命如何とか以前に、

兼さんが零した一滴の涙が原因じゃね...?」

以外の感想をアップできたらなと望んでいます。

  

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近侍曲感想~源氏兄弟に驚きの和睦・孫と拙僧~

こちらもだいぶ遅れてしまい恐縮ですが、8月に新しく公開された近侍曲の感想も、書かせて頂きたく存じます。

あいかわらず、妄想過多の素人雑感ですが、ご容赦を。

特に、江雪さんには夢を見すぎというか、鶴丸に至ってはかなりネガティブな方向へ穿った考察も含みますので、

お読みの際はご注意ください。

  
 
髭切

品格に満ちて、決して激しくはないのに、自然と上に立つ者の『音』だと威圧されます。

でも派手すぎず、雅楽よりむしろ神楽に近いのは、平家ではなく源氏という誇りでしょうか。

木管であれ、金管であれ、メインメロディーを奏でる楽器は、ひとつ。

後に足利の世で大成する、『侘び・寂び』の概念の魁(さきがけ)のようで、さすが坂東侍の惣領、渋いです。

途中、人の声で唱和が入るので、勝手に頭の中で「源氏万歳」に変換する審神者。
 
 

  
  
膝丸

兄者に比べて、テンポが速いなぁと、若武者感にニヤつかずには居られない。

でも雅は雅だし、なんなら主旋律がほぼ兄者と同じっていう特典まであって、

絶対これ膝丸お気に入りの曲だよねと思うと、微笑ましいです。

三味線・シンセサイザー・笛・ピアノと基本的に高音で、リズムを刻むのも小鼓や鈴っぽいものという、

品位があるのに可愛らしい、いろいろと抑えきれない高貴な童子ってイメージですね。
 

  
  
江雪左文字

静かで、落ち着いていて、でも重厚で。

それなのに、迷う絃が、遅れるピアノが、震えるようで切ない。

まるで、強い力を持ちながら争いを忌む彼の、複雑な胸中をそのまま表すように、

優しい揺らぎと悲しみに満ちた、美しい曲でした。

その思考が己の首を絞めると、十分に理解しつつ、それでも悩むことをやめようとしない。

自身の厄介さ、頑固さにとっくに辟易し、だからこそ疲弊を理由に諦めもできず、

一番に苦しみ続けているのが、江雪左文字という刀なのですね。
  

  
(右は弟の小夜ちゃん。この子もまた業の深い。。。)
  
  

鶴丸国永

一絃で、か細く始まるのが「外見の儚さ」とすると、その直後からぐんぐんスピードアップしていくのが、「彼の内面」のギャップですよね。

もう、細雪から吹雪への切り替えが早すぎて、面白くなってきちゃうレベル。

ただし、笑ってばかりもいられないのは、その他の追随を許さないテンポの速さ。

他の近侍曲と比べると、刀剣男士として、心臓の鼓動速過ぎない?大丈夫?って心配になる。

やたら寒色系の音しかしないし、トリルとか超絶技巧どころの騒ぎじゃないし、すごいけどなんか救急車を呼びたくなる。

この爺、生き急ぎ過ぎなんです、助けてください!ってやつですね。

”眠り”=「死」と恐れるクライマーズハイというか、まさか己の心が凍りつかないように、必死で”驚き”=「電気ショック」を求めてるのか...?と想像して、

思わずぞっとする審神者なのでした。
  

  
  

獅子王

リズムがすっごい今風!なのにやっぱり正統派!

これはちょっと云うのためらいますが、審神者の中でイメージは、完全に某国民的アイドルA・R〇・SHIです。

月9ドラマの主題歌のような、ノリの良いオシャンティな若者感がクセになる。

しかし、笛の抑揚やお囃子の部分は本格的で、古刀の趣も感じます。

学生がストリートダンスしてもいいし、サラリーマンやOLが真似してもいいし、お年寄りがこたつで手拍子をくれてもいい。

そういう、幅広い年齢層から支持を集めそうな、見事な獅子王ソングでした。

  
  
山伏国広

どっしりと重々しく、神秘的に始まるのが、心の広い彼らしくてよいですね。

低音の和太鼓がゆっくり同じリズムを刻むのも、安心するというか、落ち着きがあって好きです。

けれど、意外と笛やピアノの高音もよく響くところや、途中ちょっと音が跳ねるというか、変則的なリズムになるのも、

ところどころ天然っぽさを発揮する、元気いっぱいな山伏兄貴の茶目っ気のようで可愛い。

よく修行に出かける彼のこと、山や滝などの自然にも馴染みがあるのでしょう。

長く連続する、厚みのある和音が、豊かで雄大なイメージを呼び、瞑想にもぴったりな奥深い曲になりました。

  
(もちろん、左のお兄さんです。そして彼の本来の『兄弟』はこちら。↓)
  

  
  
なんやかんやと申しましたが、音楽の面から刀剣男士に触れようとするこの試み、世界観が広がるので楽しいです。

企画者・作曲家の方々、今後とも是非がんばってください。

 
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秘宝の里~近侍曲パート4!~

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戦況のご報告が遅れてしまい大変恐縮ですが、先日の「連隊戦」では、ソハヤノツルキ大典太光世大包平をゲット致しました。

  
(右上のオレンジトサカボーイが、写しの霊刀ソハヤくんです。驚きの明るさ。)

毎日6回、蛍丸所縁の阿蘇らしき美しい背景を眺めつつ、「乱モード」に挑んでいた結果です。

小判での通行手形の補充は、3度ほどしかしていません)

短期イベントのほうが、必要な「蛍」とかの数が現実的で、継続しやすいのかも。

操作が少ないし、周回めっちゃ早くて出陣が楽でした。

さて、今は「秘宝の里~楽器集めの段~」再びということで、新しい近侍曲が発表されましたね。

  
☆隊長を大太刀にしたり、生存と打撃の値が高い男士を主戦力にするのがおすすめです。
 

  
    
このイベントも、戦闘での負傷や刀装の消滅が、本丸帰還と同時になかったことになるため、安心して挑めます。

☆ステージ「難」「超難」であれば、勝利Aでも琴・三味線のドロップかなり多いです!

2・3枚目の槍や薙刀の敵札に勝った時は、よく三味線をゲットできるし、

 「難」のラスト三池兄弟の連携でボスを討ち取った際は、太鼓がもらえました。

光世の仕留め損ねた相手を、直後に速攻で狩り倒すソハヤ、フォローというより呼吸の域でした。)

ステージ1「易」でさえ、ボス一歩前のマスで琴がドロップするくらい。

ちょっと前までの入手率が嘘のように、トントン楽器が集まります。楽しい。

これはお気に入りの刀剣男士たちの曲、本気で狙えるんじゃないでしょうか。

  
  
以下に、簡単に近侍曲を視聴する方法を書きますね。

1.本丸に入って(ゲーム開始後)、右にある大きなボタンの一番下の「景趣」をクリック

2.開いた画面の右の黄色い3つのタブから、一番下の「楽曲入手」を選択

3.右列に赤いボタンが展開し、それぞれ聞きたい刀剣男士の名前をクリック

(新しく追加された近侍曲は、画面右下の黄緑の矢印を押すと選べます。)

視聴でも、前奏とメインの中盤くらいまで聞けるので、けっこう楽しいですよ。

ただ今回は、レア4かな?と思いきや光忠がいたり、唐突に明石がいたり、実装順なのかレア度重視なのかよくわからないところ。
  

  

  
もちろんママもニー刀も大好きだけど、鶴丸江雪さんの立場は...?
  

  

  
まさか人気で今回のメンツに負けたとは思いたくないので、びっくりじじぃのサプライズ演出と、和睦の概念に、作曲家と運営が迷い続けているのだと解釈します。
 

   
「仕掛けに凝るのは好きだぜ?」
  
  

   
「その道は長く険しいのです...」
  
  
(レア4とはレアリティ=稀少さが同じレベル4の刀剣男士のことで、あまり顕現しないレア太刀のグループ名みたいにも使われます。

鶯丸鶴丸一期一振江雪左文字ですね。

後に実装された、髭切・膝丸の源氏兄弟も含むという説あり。)

  
   
   

以下は近侍曲を視聴した個人的な感想です。

三日月宗近
  

  
すっごく王道の雅楽っぽく始まるんですが、驚くのは「人の声」!

歌詞はなくコーラスというか唱和って感じなのですが、あれは「天下五剣一の美しさ」を讃え続けてきた人々の声、なんでしょうか。

その割に主旋律は明るい中にも悲し気で、か細い高音のピアノとか、重ねすぎない弦楽器とか、抑えた「調整」、「巧緻」ってイメージ。

美を極めるとは、華やかではあるけれど実は寂しいことなのやもしれぬと、ふと思いました。
 

  
   
   
小狐丸

 
まさかの祭風!しかも新しい時代系。調子よく音が走る走る。

あ、これ小鍛冶でめっちゃがんばって相槌を打ってるところだ、きっと!笑

神(の御遣い)と人間の共同作業が、こんな熱気と新しい着想に満ちたものだったとは...そんな、大御所演歌歌手とウィーンの路上セロ弾きが本気のコラボしましたみたいな...(よくわからないたとえ)

ヴァイオリンやチャイムに拍子木が混ざるのとか、見事に和洋折衷で可愛いです。

なんだか小狐丸の胎教(?)になった音楽を聴いてるみたいで、面白いですね。

  
  
  
一期一振

 
やたら悲しく始まるなぁと思ったら、急に中世ヨーロッパへ導かれ、そしていつの間にか大河ドラマへと...みたいなドラマチックな曲でした。

速めの八分の六拍子なので、帯刀したまま、豪華絢爛なダンスホールの中央で舞闘してるみたい。(ダンスバトルではなく、「舞踏」と「武闘」をかけてみました。)

政治的にも周囲を牽制しつつ、煌びやかに鮮やかに衆目を集める優雅な王子様。

美しい礼装なのに、よく見たら一級品の軍靴とか履いてたら最高。(普段着)

「長兄」(名工・吉光の最高傑作)だとか「太閤秘蔵」だとか、「責任」ってワードはこうも悲壮感とマッチしてしまうのか。。。
 

  
  
  
鶯丸
  

  
最初、ほんとうに鳥の交わす挨拶か歌のようで、非常に癒されます。気持ちよさそう。

「だと思った!」という声に応えるかのように、彼らしく、まさにゆったり系。

フルートとピアノの掛け合いや、弦楽器と琴のハーモニーなど、表現の技術は新しいですが、むしろ平安よりもさらに太古の昔からありそうな、大樹感がすばらしいですね。

なんとなく、「人」や「刀」や「神」ではなく、それらすべてを総括した「生命」そのものを静かに見ている、広い視野がイメージされます。

こう考えると、彼の鷹揚さや包容力は、もはや凄まじいですね。
 

  
  
  
明石国行
 

  
なんだろう、ピ〇ミンとかゼル〇とかで不思議な森に入り込んだ時のよう...しかし音弱いな!笑

メインメロディーのリズムが裏打ち(半テンポくらい遅れて拍子をとる的な)とか、

一筋縄ではいかない、素直じゃない彼の、器用な不器用さが表れているようで、愛おしくはあります。

けっこう小さ目の鉄琴(チャイム)が鳴ってて、可愛い子ぶってはんの?とか

絃を指で押さえて音を震わせ、ちょっと余韻を残すところ、遊び心なんか弛み心なんかはっきりしおし!とか、

ついツッコミを入れたくなる曲ですね。好き、明石。ウチの本丸まだいはらへんけど。

  
  
  
燭台切光忠
 

 
目ェ回すほど展開早ェなと思ったら、サックスかよ~。イケメンだよ~。知ってた~。

ムーディすぎてどんな顔して聞いてればいいか自分を見失いかけますが、よくよく聞いてみるとすっごいダンサブルというか、リズミカルな曲でして、

もう彼が厨でスピーディーに食材切りまくってる時のBGMとしか...やたら美声のハミングに合わせて、下拵えも完ッぺき!的な。

ホストのスーツの上にオシャレなエプロンつけて、ノリノリでお料理してる姿が目に浮かぶよう。

たぶんこのママは躍っても絵になる。何をさせても超絶技巧。それが格好良いってことさ。(たぶん。)
 

 
  
好き勝手に書いてしまいましたが、あくまで個人の主観による雑感なので、あまりお気になさらず。

閑話休題。

L.v60の五虎退ちゃんが修行に出たのですが、まるで悪いことしちゃったみたいな口振りで、

  
(審神者そんなん怒るわけないやん、堂々と行っておいで)と送り出すと、本日の近侍は宗三さん
  

  
「すぐに帰ってきますよ。刀は、主に縛られているんですから...」
  
とかおっしゃる。

その言い方がですね、拗ねてるの半分、デレ半分みたいなニュアンスで、非常にこちらの心臓に悪かったです。

すごい美人に、「私は今あなたのものなんですから」って不満そうに呟かれちゃったら、

土下座しながら鼻の下が伸びるような、変な汗かきつつ向上心がめっちゃ励起されるような、

ちょっと倒錯した感覚でした。。。(変態っぽくてすみません。)
 

  
立派な主になれるよう、まずは26000玉の報酬「お守り」を目指し、楽器集めがんばります。

不動行光、御座候~織田の懐刀~

先日、めでたく「戦力拡充計画・ステージ2」『市中演習』にて、不動くんをお迎え致しました。

 

その時のメンバーが以下の通り。

薬研(極)30、五虎退53、骨喰90、秋田49、小夜(極)34、今剣48。

メンバーを入れ替えながら100周はしたかな、という日付が変わる直前、

(ドロップが小狐丸とか江雪さんとかエライことになってきたなー)とテンション上げつつ挑んだら、

 
「私ではご不満、と...?」
 

  
「...貴方のために、祈りましょう。」

 
とうとう不動行光がご降臨。

心と手がてんやわんやな審神者に構わず、若干あやうい呂律で「織田信長公が最も愛した刀なんだぞぉ!どぉだ、参ったかぁ~!」って自己紹介されて、

(なんだこの可愛いイキモノは。。。)って真顔になるのもしょうがないと思うんですよね。

  
元々c.v.阪口大助さんのファンだし、しゃっくりがめっちゃ上手いこともあわせて、こんなん愛さずにいられないじゃないですか。

不動くんたら、隊長にする時も戦闘直前も、なんなら斬り込みながら「ヒック」って、いっつも言ってるんですよねー。お酒弱いのかよー。)

連結する時の「強くなってもさぁ...」って言い方が意外と冷静で、というか泣いてもいなくて、素面(しらふ)っぽくてツボでした。

お酒が抜けた状態でも、君にとっての主はあの人だけなのね。

偵察も敵本陣の前も、完全に光秀を意識してますし。
 

  
あと、演練において全身全霊で相手を煽っていくスタイルには、ほっぺた落ちそうなくらい和みます。

「酔っ払い相手に負けちゃっても知らないぞぉ~?」って、そんな悪戯っぽく挑発されたところで、乗っかるのは長谷部だけだと思う。。。
  

  
「手加減しろ、とは言われていなかったからなぁ?」

  
やっぱり、「本能寺」をひきずる甘酒ボーイをつれてきてくれたのは、極めた薬研ニキなんだなぁと思うと、感慨深いものがあります。
  

  

きっと優しく手をひきながら、グスグス鼻を鳴らす元同僚の涙を、あの謎の白い布で拭ってやりつつ本丸へ帰還したんだろうなぁと、包容力がついにカンストした極ニキに想いを馳せる今日この頃。

  

あのリボンにも見える大きな白い布ですが、「母布」(ほろ)説と包帯用?という意見が多いようですね。

母布は、かぶって弓矢を防ぐ武具である一方、自分の身分や役職(?)を戦場でアピールする旗標(はたじるし)でもあったそう。

銃が飛び交う時代になると、大将の側近など限られた精鋭のみが着用を許されたとか。

織田信長も、「黒母衣衆」と「赤母衣衆」を持っていたとのことですが、名の通り彼らの母衣の色は

  
(これは”よそ”の第六天魔王サマですが。笑

ドリフターズ、漫画もアニメも面白いです。

史実を考察しつつ、ご本人を絡めて全力でネタにしていくスタイルが、いっそクール。)

もはや弓より銃の戦国時代、群雄割拠の乱世において、なんの色も柄もない純白の母衣を纏うことは、むしろ稀だったのでは?

(かつて、母衣の本式は、白母衣は老武者が身につけるものと云われていたそうです。)

「包帯かも」という指摘は、いつも白衣を着ている薬研っぽくて好きなのですが、

  
ふと一説、思いついてしまいました。

母衣のもうひとつの役割に、武将の首を丁寧に包む、というのがあります。

たとえ討たれても、母衣を身につけた武者の首級は獄門にかけて(さらして)はならず、礼節をもって扱うための作法があったのですね。

修行に出て、本能寺へ向かう織田信長の姿を見送り、彼の死を「見留めた」(認めた)薬研くんは、
 
もし信長公の首を見つけたら、その名誉を守りたいと考えているのかもしれません。

  

自分は持ち主を傷つけないが、守れなかった刀だと、手紙には書かれていました。

そして、五体を得て顕現した今ならば、もっとできることがある、主を守れると、新しい覚悟と強さを漲らせて、薬研藤四郎は帰ってきました。

達観した雰囲気はより洗練され、痺れるような漢振り。

鋭さを増した闘志は、戦場を一喝するような鮮やかさ。

  
元々、彼には物事を俯瞰的に見ることができる、という特長がありました。

感情に流されるのではなく、冷静に思考を巡らせることは、医術においても戦闘においても重要なスキルですね。

そんな彼が、織田信長を「極めて常識的な、普通の人だ」と言い表したことが、とても印象的でした。

なぜなのかを考えた時に、ふと頭に浮かぶのは、薬研が松永弾正久秀から献上された短刀である、という事実。
 

  
(いや、この人もまただいぶ”よそ”の自爆おじさんです。笑

史実では『爆死』ではなかったとのこと。

でもBASARAも好き。)

この人、苛烈すぎる生涯(と散り様)で有名ですが、信長さんがその三大悪事をコンパクトにまとめてくれていました。

曰く、「主家の乗っ取り、将軍暗殺、大仏殿の焼き討ち」。

どこかで聞いたようなフレーズですが、もしや若干のリスペクトでもあったのか、あの織田信長が二度目の裏切りまでも茶器ひとつで許そうとした、「乱世の梟雄」。

こういうとんでもない人でないとビッグネームになれなかった、戦国の世には所謂「やんちゃ」な武人が犇(ひし)めいていて、時代そのものが血に酔っていたかのよう。

これをまとめて統制せねばと考え、「天下布武」を掲げたとするなら、たしかに織田信長は稀に見る『常識人』だったと云えるでしょう。

乱世を渡った短刀である薬研藤四郎は、戦国の世も人間も、非常によく見ている。
  

  
「程々に信仰を利用し、程々に信仰を否定する」。

要は、『寺の焼き討ちもやっちまえる傑物の“魔王”だって、験担ぎとかするタイプだったんだぜー』ってことなんでしょうが、
  

  
審神者としては、「信仰」と無縁ではない付喪神様にそう言い放たれると、ちょっとしょんぼりしちゃいますね。

頼りたい時だけ神を信じ、都合が悪ければその存在ごと『なかったこと』にして忘れていく。

永く治らない日本人の悪癖を指摘されたようで、ドキッとしました。

いかに可愛く、コケティッシュでたまらなくとも、彼らは刀剣男士。

  
刀として神として、人には気づけないことをたくさん知っているのですね。

歴史に詳しい人もふんわりしている人も、なぜか心を掴まれるゲーム『刀剣乱舞』、ご興味のある方はぜひ始めてみてください。

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戦力拡充計画~経験値2倍!~

宗三さんを近侍にして刀装を作ると、失敗するか特上ができるかの究極の二択で、

不器用なんだけど「並」なんか絶対にゆるせない、傾国のアンバランスな誇りに触れた気がして、心がわぼわぼする今日この頃。

  

「戦力拡充計画」、ノリノリで進めております。

幾つか発見がありますが、まずは一番お伝えしたいことが。

☆「市中演習」で、1マス目に高速槍がいなければ、そのままボスへ辿り着ける率高し

ステージ2は夜戦であり、幕末のようにサイコロが思うようにならなず、よく道が逸れるのですね。

ウチはやはり、短刀ちゃんを隊長にすると、まっすぐ右へ進めるようです。

厚くん、後藤くん、秋田くんは、博多くんは、1回ずつ寄り道しちゃいましたが...。

なぜか前田くんが隊長だと、めっちゃ上へ向かうので、審神者ちょっと心配です。

  

まさか、あの子ったら真面目すぎて、甘酒(?)で酔っぱらって愚痴ばっか零すような者は

(刀として如何なものかと)みたいに思ってない。。。?(震え声)

長谷部や宗三さんを隊長にしても、最後に上へ曲がってしまう。

いっそ織田とは全く無縁の、ローテンション勢で挑んでみるか...。

小夜隊長だと宗三兄様が、骨喰だと鯰尾が、乱ちゃんだと薬研がドロップするの、ブラコンみたいで可愛いんですけどね。

が実装されたお祝いもしたいし、不動くんおいでませ。

  

しかしなんとなく彼は、薬研くんのお迎えじゃないと出てきてくれない予感がするなぁ。笑

(我が本丸では、ただいまニキがの修行中。

96時間が、かつてないほど長い。。。)

  

五虎ちゃん、薬研を導いて。

短刀たちが銃弾の飛び交う京都を駆け抜けた後、こんのすけが「暗い中でも最高」っつって油揚げ食ってるのを見るのは、いろんな耐性を鍛えられてる感はまぁ、ありますね。

  
いつの間にか、番組まで持ってやがる...。

 
あと、経験値2倍キャンペーンと合わせたイベントなので、練度めっちゃ上がります。

ステージ1の「基本演習」、レベル制限がなくなったので、ここぞとばかりにレア太刀&短刀に出陣してもらっていますが、忘れるなかれ。

このイベントで負った傷は、手入れしないと治らない。

2マス目の後、サイコロで上へ逸れると、そのマスには高速槍がいるのですよ。

ウチでは、獅子王くんがよくそのトラップに嵌って、槍に刺されるのはたいてい一期さんです。

  
「ほんっとーにスマン!」

  
「そういうこともありますな。」

鶴丸は意外と(!)まっすぐ進んでくれる。

じいちゃん子がレア太刀を引率すると、責任感でむしろ手許が狂って涙目、

同じく仲間想いなため、隊長として出陣中は実は慎重な鶴さんとかだったら、ときめきで胸アツではありますが。

  
「こういう場合は、驚きより信頼のほうがいいだろ?」

そして待ち構えるボスマスにも、やはり高速槍が一本。

けっこうな割合でチクチク軽傷にさせられるので、ステージ1とはいえ、ストレスフリーではありません。

ここでもあの政府の管狐、まず「うんまい」油揚げの食レポを繰り広げた後、しばらく黙ってから思い出したように通達事項を読み上げやがるので、

審神者その尻尾を抓みたくなっちゃったゾ。

  
あ、君のじゃないよ、大丈夫。

  
ステージ3「捜索演習」は、仮想の検非違使戦があります。

ちゃんと髭切・膝丸ご兄弟のドロップがあるはずなんですが、勝利Aではなかなか来てくれないようですね。

遠戦があり、陣形によっては蛍丸でも長柄槍に機動で負けるため、完全勝利Sはなかなか難しい。

  

いっそ脇差・打刀揃いの遠戦攻撃で行ってみました。

全員、検非違使に先制できるターンとか発生はするんですが、

ウチの打刀で練度高い順に、歌仙(78)・大倶利伽羅(64)・宗三(50)でも、まだ長柄槍を一撃で倒すのは厳しいよう。

これは、銃・弓・石とすべてを避け切れるような短刀が、すくなくとも六振りは必要だなぁと実感しました。

(夜戦ではないので、でない短刀は遠戦を回避できない。)

なにより、刀装を1つしか持てない子を検非違使と戦わせることには、強い抵抗があります。

ボス手前のマスに高速槍が二本いて、けっこうな確率で中傷者が出るこのステージでさえ、

やはりあいつは呑気に、「もはや油揚げに包まれたい」とかわけのわからんことを抜かしてるんですが。

本当にカリッと香ばしくフライにしてやろうか。(笑顔)

  

(蛇足・たまに敵の名称が『強い経験値の素部隊』なんですがこれは...ちょ、時の政府のネーミングセンスまじ。。。)

  
ステージ4「日本号捜索」は、たまに高速槍が出るには出るんですが、大太刀が三振りいれば怖くない、ステージ3や江戸(延享)・新橋よりマシに感じるマップです。

刀種によるルート固定がなくなったので、太刀・大太刀・薙刀・槍もメンバーに選びやすくなりました。

ボスマスに、刀装2つ付のやたら堅い高速槍がいて、これを倒すのに手間取る間に2回も刺されましたが、みんな軽傷でした。

強くなったね!

クリアすれば御札・富士がもらえるし、ラスト誉をとれば経験値3840ゲット、かつ小判2000枚など他の端マスの資源も豪華。

刀剣男士が練度45を越えていたら、ステージ1ではなくこの「日本号捜索」でレベル上げをするほうが、もしかしたら効率いいかも...?

  
「ばってん、ひょっとしたばい黒田のおいしゃん来るかもしれんけんやろ?」

  
夢は大きく!周回は根気よく!

以上、寝不足の審神者でした。